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ひとり歩きの残像感
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大地は青空を見上げ
青空は大地を見下し

私は其の狭間で

ゆがみ乍ら
もがき乍ら
現ゆらゆら

限り限り存在している

という噂


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青天の様な家が
私達を困惑させ

霹靂の様な答えが
私達に納得を与えても

如何せん私は

自画像が彷徨う海辺へ
斜に構えた少女の瞳の中の小宇宙へ
合わせ鏡の向こう側へ
薔薇色のリボンで蝶結びされた世界へ

出掛けてしまうのでしょう

勿論
あなた達を巻き添えて

またお会いしましょう
愛しい想像力の中で

憂き世の艶やかな傘の下

美妙な竜の落とし子も
骰子の七の目も
誘惑に満ちた脚も
悪戯に脳を揺らすランプも

夢の番人に誓うのです

愛を
幻想を
不可思議を

然うして
私達も同じように誓い
ハチガツの夢は眠るのです

おやすみなさい

また同じ夢で逢いましょう

自身の損得だけを考えるのなら
それは損得勘定

他者と共に得をする事が出来れば
それは尊得勘定

前者にとって
必要なのは干渉で

後者にとって
必要なのは感情です

情けは美しく
そしてしたたかで
あることです
 

と或る日、
愛情を無くした詩人は沈黙した。

しかし彼は事象で読みとく言葉遊びを閃いた。

明くる日。
怪鳥が鳴く下、死人を陳列した。



私はそんな死人になりたい。


プロフィール
HN:
42
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ゆめうつつびと

書を20年は続けておりますが
書家という肩書きは嫌いです。

私は時に猟奇的で残酷と
評されるほどの
容赦をしない夢を美しいと
心底思っているのだ。

術(書)を持って美(夢)を
追求するという意味では
私は書家ではなく
アーティストなのかもしれない。

太陽が月より
眩しいとは限らないのだ。

この場所は
夢を彷徨うひとつのオブジェ
としての私の断片。

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