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ひとり歩きの残像感
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絡まった思想に
狂気を纏った言葉が
人様を傷つける

底の無い沈鬱感
其処に無い安堵感

近くて遠い
遠くて近い

狂い出した遠近感は
いたずらに
今日も人の間を惑わせる
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正直者が莫迦を見るのではなく
正直者が莫迦なだけなのだろう

私は莫迦で構わない

デジャヴュとは脳の悪戯らしいのだが

今日が昨日と同じ様に憂鬱な日であるのは

脳の悪戯なのか

もし悪戯であるのなら

もう少し可愛げがあってもよいだろう

如何ですか

「No.」

嗚呼、そうですか
 

気が狂うほど生真面目な自制心のおかげで
狂気の沙汰とは似つかない自傷心が

こんにちは

「軽薄な愛」などと鉤格好つけた
優越塗れロマンス紛いの代物に

等間隔さえも問う感覚でさえ
馬鹿にされ

道化が平気で嘯く“何故?”
道化はそうして何処吹く風

生きる意味を探ろうなど
勘違いもいいところ
鯔の詰まりは
死への準備が整わないだけで

私は項垂れた地平線に跨って
自らの心を抉っては
幻想に溺れる為の水平線を描いている
 

焦燥の時雨には傘を刺して

慰めの夕日には傘を投じて

衝動の秋雨には傘を翳して

涙目の夜空には傘を閉じて

プロフィール
HN:
42
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
ゆめうつつびと

書を20年は続けておりますが
書家という肩書きは嫌いです。

私は時に猟奇的で残酷と
評されるほどの
容赦をしない夢を美しいと
心底思っているのだ。

術(書)を持って美(夢)を
追求するという意味では
私は書家ではなく
アーティストなのかもしれない。

太陽が月より
眩しいとは限らないのだ。

この場所は
夢を彷徨うひとつのオブジェ
としての私の断片。

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